【ROYAL ASSCHER】ロイヤル・アッシャー・カットについて
世界三大カッターズブランドの一角を担うロイヤル・アッシャー社は、その卓越したカット技術により、トリリアント・カット、アッシャーカット、ロイヤル・アッシャー・カット、ロイヤル・アッシャー・ブリリアント・カットなど多数のファンシーカットを開発してきました。なかでも特筆すべきは、ロイヤル・アッシャー・カット。一番最近に開発された、ロイヤル・アッシャー社の誇りとでもいうべきこのカットについて、ご紹介いたします。
【選び抜かれた原石】
ダイヤモンドの輝きと品質を左右するのは、原石のクオリティです。いかに優れた研磨技術をもってしても、原石のクオリティが低ければ輝きは鈍ってしまいます。良質な原石とは『透明性が高く、超微細な内包物が含まれていないこと』『ダイヤモンドの結晶にゆがみがなく、八面体であること』『グレイッシュカラー、もしくはブラウニッシュカラーではないこと』『白く濁って見える要因である強い蛍光性がないこと』です。ロイヤル・アッシャー社は、これらすべての条件を満たす極めて良質な原石のみを厳選しています。
【透明感と輝きの両立】
ロイヤル・アッシャー・カットの原型『アッシャー・カット』は、世界最大の原石「カリナン」のカットに成功した伝説のダイヤモンドカッター、ジョセフ・アッシャーによって1902年に開発され、模範的なスクエアカットと称賛されたその革新的な八角形のフォルムは、ステップカットの別名と共に一世を風靡しました。その後一世紀を経て、2000年いよいよロイヤル・アッシャー・カットが誕生します。このロイヤル・アッシャー・カットは、ステップカット特有の吸い込まれそうな透明感と、ファセットの反射が織りなすきらめきが大変美しいロイヤル・アッシャー社のオリジナルカット。このために、理想的な正八面体の原石が使われています。
【職人たちの誇りの証】
ロイヤル・アッシャー・カットは、クラウンと呼ばれるダイヤモンドの上部分を高めに設計し、パビリオンと呼ばれるダイヤモンドの下部分を従来のステップカットよりも細かい面(ファセット)で構成しています。こうすることで、完全な反射効果が得られ、屈折して戻ってくる光の総量が多くなるように仕上げているのです。この特別なロイヤル・アッシャー・カットである証として、ダイヤモンドのガードル部分には、①クラウンマーク②ROYAL ASSCHER③シリアルナンバーなどが刻印されます。
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